あまごめし

 先日、川原樋川で釣ってきたアマゴでアマゴめしを炊きました。
 夏ならアユを使った「アユめし」。春ならアマゴで「アマゴめし」ですが、それぞれのサカナの香りや味がダイレクトに味ら得る「めし」として、私は釣りの季節感を味わえる意義のある食べ物だと理解しています。
 ます、中型のアマゴを数尾、こんがり目に焼いて焦げ目を付けておきます。
 ご飯は普通の水加減ですが、しょうゆ、塩、みりんなどで味を付けておきます。炊くお米の上に、彩りのために刻んだニンジン、油のうまみを出すために刻んだ薄揚げ、季節のタケノコ(水炊き)などを乗せてから焼いたアマゴを並べて炊きます。
アマゴめし1炊く前ブログ用

 ご飯が炊けたら、アマゴを大きめの容器に取り出して、頭や骨、ヒレなどを取り除き、身をほぐしてご飯の上に戻してから、彩りに小粒のグリーンピースなどをくわえて底からよくかき混ぜてもう一度蒸らしてできあがりです。
あまごめし炊けたもの4ブログ用

 ご飯を口に含むと、焼いたアマゴの香ばしさとうまみ、それに薄揚げなタケノコの食感などが絶妙に口の中に広がり、これぞ「春のご飯」ですね。
あまごめし8できあがりブログ用

 アマゴはやや多い目に入れて、アマゴの持つうまみも十分に味わってください。
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再び川原樋川へ

 4月16日、再び奈良・川原樋川へアマゴ釣りに行きました。
 前回、4月13日に出かけたときは、超渇水で支流は釣りにならず、本流でも川底はアカ腐れでヘドロ状態だし、石にはアオサが生えて、それがハリに掛かるから困りました。それでも軽いオモリでフワフワ流す釣りをして53尾も釣れましたし、深みには非常にたくさんの“見えアマゴ”が軍泳していて、狙っても釣れない悔しさを味わいましたから「雨が降ったら絶対にやっつけたる!」と思っていたのですが、その翌日の14日にかなりの雨が降りました。
 「赤濁り。50㌢ほどの増水」との情報に小躍りして15日に駆けつけました。エサは川虫、濁り時の特効薬・ブドウムシ、養殖アマゴ釣りの定番・イクラと三種類を用意して万全の備えです。
 前回、渇水で釣りにならなかった支流の大股川を覗くと、まだ水量が多くて川通しが難しい感じ。本流は、川が広いから釣り場はあるけれどオジンノ足では渡るのが難しい所もありそうな水況でした。30㌢高くらいか・・・。
 これならカミの、放流区域外しか釣り場が無いかな・・・と思っていると、かわらび荘のシモで3、4人の釣り人が集まって話をしていたので様子をうかがうと、「支流はムリやろうけど、本流は釣りができるやろ」と。それなら私もカミへ行きます・・・と分かれかけたら追いかけてこられて、「大西さん(顔を知られている!)ワシ、カミの別荘の所へ行きますから」と先にクギを刺されてしまいました。
 私も狙っていたところですが、先に宣言されては「私も行くつもりです・・・」とは言えず、「そうですか。どうぞ」と・・・。「名前を知っているぞ」と言われたら弱いですね。
 やむなく、成魚放流区域の北今西のカミへ入ります。ザラッとした流れで高水の時には釣りにくい所ですが、カーブの所には深みもあり、何とかなるでしょう。
川原樋川ブログ用2


 降りたところの前に淵がありました。太い流れが渦巻き、それが吹き上げて治まりかけるところがねらい目か・・・私にしたら大きい目のオモリBを付けて川虫のエサで釣ります。オモリが底を引きずるようにして、仕掛けが掛け上がりの所まで来たらククッとアタリ。すかさず合わせました空振りしました。
 上げてみると、ピンピンの頭だけが囓られていました。私はピンピンの頭からハリに刺しているのに、この、薄濁りの水で川底を流れる小さな川虫の頭を狙って食ってくるのか・・・アマゴのエサを食う姿を想像するとなかなか面白いですね。そういえば以前にミミズでも、ハチマキの先だけを囓られることがありましたが、これも「頭(?)を狙って・・・」ですか。
 大オモリで糸を張っているから食い込みが悪いのか・・・同じ場所を流すと、再びククッとアタリが出ましたから、今度は合わせずに待ちます。砂底ですから、オモリを底に置いていても大丈夫なのです。
 少し待つと、ピクピクと微かに連続する小さなアタリに変わりました。連続するのは食い込んだ証拠・・・合わせるとゴンッ。ギラリと光ってビューッと白い光りが沖へ走りました。これは大きい。
 薄濁りの中を、ハリに掛かった大きなアマゴが右に左に走ります。その後ろから、アマゴが数尾も追尾しているのが見えます。「よしよし、あいつらはこれで活性が上がってすぐ釣れるぞ」とほくそ笑みながらゆっくりと取り込みました。
 タモで掬い取りしてメジャーを当てると25㌢。この時期、このサイズだとまだサビが残るはずですが、川が開けた場所だからかピカピカの魚体です。幅が広く、絹肌の白さとパーマークの鮮明さが印象的でした。

野性的なアマゴブログ用

 成魚放流区域なのにこんな天然アマゴもいるのですね。川虫の効果ですか。
 追尾していたアマゴを釣りたい・・・と同じポイントを狙うと、次には20㌢足らずの天然アマゴが釣れてからアタリが遠くなってきました。エサをイクラに変えると、今度は仕掛けがなじむ前からククーッと穂先を引き込むアタリで18㌢ほどの養殖アマゴが。先ほど、追尾していたのはこれだったのか・・・。養殖アマゴとはいえ、肌色もきれいだし、鼻先も擦れていないし、尾ビレの先端も微かに丸いレベルで、本当によく見ないと天然アマゴと区別するのが難しいレベルです。これが養殖アマゴの「大股ブランド」ですか。
きれいな養殖アマゴ1ブログ用

 しばらく、同型アマゴの入れ食いが続きました。ここで8尾釣れて少しアタリが渋くなりました。
 今度はブドウムシを試します。濁りが出るとミミズかブドウムシと言われますが、私はミミズが苦手なのでブドウムシなのです。動きでアピールのミミズか、色でアピールのブドウムシか・・・白さに期待します。
 オモリを2Bに取り替えて釣ると、再びアタリ復活。エサが大きいからゆっくりアワセで、やはり養殖アマゴが次々と掛かりました。1匹のブドウムシで5尾も釣れ、エサがボロボロになってアタリが無くなりましたからここを見切ります。この釣れ方なら、粘るより、サラ場へ、との判断です。それにしても、一カ所でアマゴ15連発とは、さすがは川原樋川ですね。
 釣り上がってゆくと、ザラ瀬がありました。石が入り組んでアマゴたちの隠れ家になりそうな場所。川虫のエサで釣ると、はっきりしないアタリで、掛かったのですが水面で外れました。あの色は、どうもイワナらしい・・・ここにはイワナもいるのです。同じ筋を流すと、先ほどアタリのあったところより1㍍もカミでスーッと目印が横に動きました。シモ方法に合わせると、今度はガツーンッと掛かって26㌢ほどのイワナが釣れました。イワナはエサに対する執着心が強いから、一度バラシてもすぐ釣れることがあるのです。ここではイワナの二連発でした。
川原樋川のイワナ1ブログ用

 ここでも、川虫のエサで天然アマゴ(イワナも)、イクラのエサで養殖アマゴとが連続して釣れてくれました。「今日は、粘るより歩くべし」とは思っていても、エサを変えるだけでこれだけ釣れると、ついつい粘ってしまい、思っていたよりは歩けませんでしたが、午後3時過ぎまでの釣果はアマゴ66尾(14~26㌢)、イワナ4尾(18~26㌢)でした。
川原樋川釣果の一部ブログ用

 そのうち、天然アマゴは半分ぐらい・・・これだけきれいサカナだと、その区別があまり気にならない釣りになりました。4月13日の釣行で、渇水ながら全域にアマゴの姿が見えていたし、随時に80~100㌔単位の追加放流を続けるらしいから、、これからが楽しみな川原樋川でした。
 問い合わせは北今西のかわらび荘(電・0747.38.0157)へ。入川券は日券2500円、年券7000円。
 
 

川原樋川のアマゴ釣り

 奈良家菜川原樋川のアマゴ釣りは4月8日に解禁されました。
 今年は解禁二日前に200㌔の養魚を放流したようですが、昨年10月にも約100㌔の半成魚を放流したらしく、それが半年ほど川で育っているから・・・今年の解禁日に友人らが出かけ、シモの大股付近に入って釣り「一人、70尾以上もも釣れた。半分以上がきれいな天然アマゴだった。ここの養殖魚は本当にきれいだし、今年は楽しみです」と大喜びで連絡をくれました。おそらく、その半成魚が釣れたのだろうと思いますが、本人が喜んでいるのに水を差すこともないか・・・と、「そうか。良かったね」と、相づちを打っておきましたが、大股ブランドの養殖アマゴはいまや「日本一」だと思えますね。
これでも養殖?ブログ用

 最近は養殖成魚を放流して釣らせてくれる川が増えていますが、中には鱗がギラギラで体色も薄緑がかって汚いし、鼻先が剥けて尾ビレも擦れて角が無くなり、いかにもみすぼらしい、手で触るのが気持ち悪いようなアマゴを放流している川もあります。飼育の密度や温度、飼料の選択、採卵の仕方などいろいろな課題があると思いますが、決め手は価格と言うか、採算の問題でしょうね。アマゴの姿をしていたらよい・・・というものでもないでしょう。
 そんな天の川へ、4月13日に釣りに行きました。解禁から5日経過・・・ちょうど釣り荒れ時で川も大渇水・・・条件としては厳しい時期でしたが、都合がつかなかったのです。
 高野山への道すがら、気になっていた「コシアブラ」と「コゴミ」を覗いてみたら、ちょうど芽が出はじめていたので少し摘んできました。アマゴの天ぷらにはありがたい付け合わせになりますから、これだけで「大漁」できた気分になれました。
コゴミ 25.4.18川原樋川ブログ用

 午前6時半過ぎ、北今西のかわらび荘(電・0747.38.0157)で入川券(日券2500円、年券7000円)を買い、コーヒーをよばれてから釣りに場へ出かけます。ここは早朝から軽食も含めて対応してくれるからありがたいですね。
 「まずは天然アマゴを・・・」と思ってシモの大股川をのぞきます。ここは放流していない区域だから、いつもネイティブなアマゴが釣れるところなのですが、この日はアタリなし。解禁直後に、誰かに釣られた後なのでしょうか、良さそうなポイント三カ所をピンピンで釣ってみてアタリなし、だから早い目に切り上げました。次の雨待ち・・・です。
 大股からかわらび荘まで3台の車がありました。さすが、人気の川ですね。
 北今西からカミには車がない・・・大渇水だし、フラットな区域だから「たまりで養魚相手に過ごすのもちっょと・・・」と思ってカミの放流区域外へ走りました。
 別荘の下から川に入りましたが、瀬はポイントがありません。落ち込みの深みだけがかろうじて・・・頭上に木が被さっているから竿は4.8㍍にします。ラインは0.2号、ハリはナノヤマメ5号。オモリは軽い目のG6~G4号にします。私はエサ入れのフタの上にオモリ入れを取り付けて、流れによってオモリを変えますが、最近のオモリ(ガン次郎)はカラーが付いているから号数によって色を変えておくと、ポイントによって取り替えて使っても、迷わなく選択できるから便利ですね。材質がスズだから、何度も開閉していると割れますが・・・。
オモリ入れ ブログ用

 流れ込みの深みをシモからそっと覗いてみると、ヨレの消えるあたりに大きなアマゴが5、6尾も泳いでいるのです。ここらは放流していない区域だから、天然でしょうが、それにしても大きい。体測のパーマークがくっきりと見えるから、遠くから釣らないと・・・しかし、わくわくするような光景でした。
 姿勢を低くしてG5のオモリでピンピンを振り込みます。少しカミへ振り込んだのですが、シモの見えていたアマゴの1尾がサッと走ってエサをパクリ。そのままビューッと下へ走りました。目印がその後ろから付いてゆくのです。軽く合わせるとギラリ、ギラギラーッと白い閃光が走りました。デカい。ものすごいパワーです。
 まだ、たくさんのアマゴが見えていたからそちらも気になりますが、とりあえずはこれを釣り上げたいから慎重に取り込みます。ラインは0.2号なので竿の角度さえ間違わなければ問題なし、ですが、シモへ誘導してアマゴを泳がせていると、その後ろから数尾のアマゴが追尾してくるのが見えました。あれが全部釣れたら大変・・・欲なことを考えましたよ。
 ようやく、水面に浮かせて静かに引き寄せ、タモで掬い取りしました。目測25㌢。この時期でこんな上流なのに真っ白い魚体でサビもなく、ピカピカの幅広アマゴです。ホント、片手で握るのがやっと・・・パーマーク、朱点尾ビレの上端のオレンジライン・・・何も言うことなしのべっぴんアマゴでした。しばらく見とれていましたが、これの仲間が゛たくさんいた・・・と思い出しました。
ピカピカの天然アマゴ22@h@94

 元の場所に戻ってみると、まだたくさんアマゴが見えました。宙に浮いてゆらゆらと泳いでいました。
 わくわくしながら「再び・・・」とピンピンを振り込みましたが、今度は、沈んでゆくエサにスーッと寄ってくるのですが、直前でスッと離れます。何度流しても同じ現象です。見切られている・・・あの、後ろから追尾していたアマゴはどうなったのでしょうか。
 三度ほど流して相手にされないから次のポイントへ移動します。そこも、またアマゴが見えました。そして、最初の一投目は同じパターンでアマゴが食いつき、つり込んで次をねらうと・・・同じパターンでした。やはり、流れがない丸見えの場所では見切られるのですか。
 それにしても、こんな浅い流れで型の良いアマゴがいるとは・・・川原樋川の底力に驚きました。さらさらと流れる少し涙地のあるポイントでは2尾、3尾とアマゴが釣れましたが、静かなポイントでは最初の1尾だけで、午後2時過ぎまで頑張って切り上げ、21尾の釣果でした。この水況でこのアマゴ・・・納得の釣りになりましたがまだまだ諦めません。
川原樋川釣果の一部12@h@94

 午後3時前から、シモの放流区域に入りました。フラットな流れで、大きな淵(たまり)にはたくさんのアマゴが見えます。必殺のピンピンにも、あまり反応せず、イクラで釣ると、スーッと寄ってきてパクリ、ギラギラーッと走ってその後ろから10尾ものアマゴが追尾する光景は「すごい!」と思いました。
 そして、それから3、4尾はイクラで釣れるのです。イクラをはき出した匂いの効果なのか、走ったアマゴのギラギラによって生まれた興奮によるものなのか・・・釣れる養殖アマゴが本当にきれいなので、私も喜んで釣らせてもらいました。
きれいな養殖アマゴ1ブログ用

 そして、落ち込みのヨレがある付近では、ピンピンで釣ると今までにない強い引きで尾ビレがパシッと尖った“ヒレピン”アマゴが釣れたのです。
 野性的なアマゴ1ブログ用

これもええやないか・・・。太陽が山の陰に入る午後5時過ぎまで頑張って、ここらで30尾も釣れ、合計釣果は52尾(15~25.5㌢)になりました。そのうち、養殖アマゴは30尾ほど・・・よく見ないと区別できないほどのアマゴでしたが、並べてみると、体色の輝きが違いますね。でも、型の良いアマゴがたくさん釣れて、山菜も採れたし、野迫川温泉に入ってゆっくりして帰りました。
 しかし、あれだけたくさんのアマゴが見えていたから、一雨来たらどれだけ釣れることやら・・・と思ってしまいますね。楽しみが残りました。

再び天の川へ

 4月3日、奈良・天の川のアマゴ釣りは、数釣れたけれど養殖魚ばかりでした。
 4、5日前に追加放流したからでしょうが、昨年まではかなりの確率(約6割以上)でヒレピンの妖艶なアマゴが混じって釣れたのに、今年は100㌫養魚ばかり。
 これでは年券を買った意味がない・・・悔しくて4月5日、再び天の川へリベンジアマゴ釣りに行ったのです。エサは川虫(ピンピン)とイクラを用意しました。
 午前6時半、洞川の二つ目の橋の所から入川しました。竿は5.3㍍。頭上に気を付けて扱えば大丈夫なので、大渇水だから遠くから釣りたいと思いました。
洞川1 (2)ブログよう

 ラインはフロロ0.2号。20㌢級のアマゴだと、ちょっとハラハラしますが、私の竿は軟調子のがま渓流・エアロダンサーLだから掛けたアマゴを浮かせるまでに少し時間が掛かります。その間、泳がせて周囲のアマゴの活性を上げてやれば次もまた釣れる・・・と思っています。アマゴが水面に顔を出したら大きく竿を上に突き上げてゆっくり抜き・・・河原すれすれに飛んでくるアマゴをタモで受けたら大丈夫ですが、次にはハリ元をとっくり結びで補強しておきます。これを怠ると、次のアマゴ(良型)でプッツリ・・・があるのです。
 私は細糸崇拝ではありませんが、0.3号よりは0.15号の方がアタリは多い、と実感しています。でも、0.15号(それ以下も)ではリスクが大きくて、さらに老眼で仕掛けのトラブルも多く、いつもは0.2号で妥協しているのです。
 できるだけたくさん食わせたいけれど、掛けたアマゴは絶対に取り込みたい・・・私のアマゴ釣り哲学です。
 ハリはキツネ型のナノアマゴ5号。これまでは袖型のナノヤマメを使っていましたが、ちょっと太軸です。ナノアマゴはかなり細軸だし、先端がアユバリ以上にチョリチョリで指先にモチモチとくっつくほどなのです。アマゴ釣りに超先細先鋭のハリが良いのかどうかは意見の分かれるところですが、あのがまかつが出したハリだから「悪くはないだろう」と思って、とりあえず、使ってみることにしました。解禁から一ヶ月。アマゴも力が付いて走り回るからハリ外れも多くなり、ちょっとハリに悩んでいたものですから・・・。
 橋の下の深みも、渇水でヨレも見あたらない。カミの落ち込みから出たヨレが消えるあたりが摂餌場所かな、と思って、その付近でエサが底に着くようにG4のオモリでエサを振り込みました。
 仕掛けがなじんで目印が落ち着いた頃にスーッと横に動くアタリです。軽くシモへ竿を返してアワセを入れると、水中でギラリと光ってビューッと白い光りの矢が走りました。竿を寝かせてタメると、クネリクネリと玉のようになって暴れるアマゴ独特の引きですが、バレる確率の高い暴れ方・・・アカン!と思ったらフッと・・・ハリが外れました。もったいない・・・型が良かったのに。
 やはりピンピンは食いが早いな、と思いながら、同じ筋を釣ります。今度は、もう少し早く・・・むこうから迎えに来るようやアタリで目印がシモへ走りました。そして、これもハリ外れ・・・アカン。やはりハリが私の釣りに合わないのかな。
 すぐ、ハリ交換です。使い慣れたナノヤマメ4号を漁師結びで結びつけました。結び方はいろいろ試して見ましたが、外掛け本結びよりこちらの方が強いし手間も掛からないし(約10秒ほど)、糸端の消費も少ないから渓流釣りには最適だと信じています。ただし、糸の角度とハリ軸とが直角になるから1号以上の糸には不向きな結び方だと思って、もっぱら渓流釣りと、急ぐときのメバル釣り(0.8号を使うとき)など、細糸の時にのみ使っています。グレ釣りなどでは、ハリ先がハリスの外側にむいているのは絶対に許せませんが、0.2号を使う渓流釣りでは問題なし、と理解しているのです。
 このハリでもう一度・・・祈るような気持ちでピンピンを投入しましたが、二度もバラシがあっては、もう相手にしてくれません。ハリに掛けて暴れられるのは「警戒されるけれど食いは立つ」と思っていますが、ハリハズレで逃げられるのはいけません。似たようなアマゴの行動なのに、何かが違うのでしょうね。
 少しカミの、落ち込みに近いポイントを釣ります。まず、手前の払い出しから・・・ヨレ近くにいるアマゴが見つけて食いに出てくれることを願っての釣りですが、もくろみ通り、浅場に黒い影が走ってきてすぐ引き返し、その後を目印がスーッと付いてゆきました。
 こんな釣りでは、早合わせは禁物です。自分の居場所で無いところのエサは口の端で軽くくわえているだけだからゆっくり、しっかりと食ってくれるまで待ちました。落ち込みの中に目印が入ってから軽く横方向に合わせると、ギラリ。グイーッと掛かりました。
 今度はハラシなし。走り回る黒い影の後ろに、追走するアマゴの影が二つ見えました。ハリに掛かったアマゴの動きに刺激されたアマゴでしょうが、警戒はしていても食い気は立っているはずです。
 掛かったアマゴは20㌢級のピカピカの天然アマゴ。真っ白い魚体にくっきりと浮かぶパーマーク。朱点も鮮やかな幅のあるアマゴでした。前回、3日の釣りではなぜかお目にかかれなかった天然アマゴですが、今日は最初から釣れてくれたのです。水温のせいでしょうか。
天川のアマゴ2ブログ用

 後ろから追走していたアマゴを釣りたいから、すぐ、エサを付けて同じポイントに仕掛けを入れると、また、仕掛けがなじむ前からシューッと目印が走りました。これは15㌢級の養魚でした。まだ1尾いるはず・・・同じように釣ると、今度は少しシモのポイントでまたアタリが出て、15㌢級の養魚。どうも、追走するアマゴは養魚の方が多いようですね。放流釣り場では、特に顕著に見られる行動ですから・・・。
 今年の天の川に釣り場では、放流された幼魚は小型が多いようです。「冬の水温が低かったから生育不足です。その代わり、数はたくさん入れました」と漁協の話ですが。
 養魚と言っても、極端な鼻剥けでもなく、尾ビレもほぼきれいで微かに擦れている程度。魚体も少しギラつく程度で許せますが、朱点が鮮やかすぎてちょっと違和感を感じました。私の主観ですが・・・。
これなら許せる天川の養殖魚1ブログよう

 さて、釣りの方は順調にアタリが出て、天然が半分以上混じって釣れました。こちらの方は、なぜか小型が少なかったのが気になります。エサはピンピンがアタリが早く、イクラはあまり釣れませんでした。やはり、皆さんがイクラを使うからでしょうか。
 カミの、岩が大きくなって歩きにくくなったところで竿を置き、内臓を出して車に戻りました。このポイントでの釣果は22尾。天然が半分以上も混じっていました。前回には天然が全く釣れなかったのに、わずか2日でこんなに違うとは・・・水温のせいですか。
 まだ10時過ぎ。少しカミのゴミ収集所から入り、12時まで釣って20尾ほど。こちらも天然が半分ほどでした。
 午後から本流の山西へ向かいます。こちらはただ今減水中だから歩きやすく、オジンにはありがたい水況です。
天川・山西の釣り場ブログ用

 竿を6.1㍍に持ち替え、オモリも大きい目のG2を中心に使いました。G3では、しっかりと底を流れないからかアタリが少なかったのです。川底が砂地が多いから、オモリが底を引きずるような釣りでも掛かりにくく、アタリが多かったと理解できました。
 エサは、イクラはウグイがうるさくて使えません。時には真っ赤に婚姻色の出た、歌舞伎役者のような色合いのものも釣れたりしました。ピンピンでも、流れの緩いポイントではハエやカワムツ、ウグイなどか邪魔をして釣りにくいから、浅くても流れのある瀬を中心に釣りましたが、釣れるのは養魚がほとんど。きれいなピカピカの天然アマゴは2尾釣れただけで、午後3時までに合計25尾の成績でした。この日の合計釣果は67尾(14~21㌢)で、キープできなかった痩せアマゴは洞川で2尾釣れただけでした。釣り場が「みずはの湯」の下だったから、年券を見せて200円引きの400円できれいな温泉に入って帰りました。
 天の川のアマゴも、ようやく本格化か・・・4月13日から川迫川へ行けるようになって、もっと面白くなるでしょうが・・・。(北山回りでかなりの人が入っているらしいけれど・・・)。入川券は日券3000円、年券10000円。問い合わせは天川村漁協(電・0747.63.0666)へ。

天の川のアマゴ釣り

 3月30日、奈良・天の川へアマゴ釣りに行きました。
 ここは大量の成魚放流で知られていますが、稚魚放流のおかけが、きれいな天然魚もよく釣れるから好きな川です。
 午前6時過ぎ、川合の豆腐店で入川券(年券10000円)を買い、稚魚放流しかしていない川迫川へ向かいましたが、途中で土砂崩れのために通行止め(4月13日まで)になっていました。
 まだ7時前、すぐ引き返して洞川へ走ります。小規模ながら、成魚放流もしているけれど天然魚も多い川です。ところが、川へ降りる箇所にはどこにも車が止まっていました。もう、釣る場所がない・・・上流の降り口だけに車がなかったから、ここから降りました。少しの区間ですが、ずっとカミまで降り口がないから短時間でもゆっくり遊べます。
 竿は5.3㍍。エサはイクラと川虫を用意しました。

洞川1ブログ用

 降りたところが少し深い、好ポイントになっています。イクラで釣ってみましたが、反応なし。川虫で釣ると、すぐに流れの向こうで目印がスーッとシモへ走りました。15㌢。小型の養魚でした。漁協のHPでは、4、5日前に追加放流したようでした。
 その場所では川虫のエサで同型が3尾釣れましたが、イクラではアタリもない・・・養魚なのにイクラに反応しないのは、イクラ好きのアマゴは釣りきられてしまったのか・・・。
 それから釣り上がると、いかにも良さそうな深みではアタリも少なく、浅いチャラチャラの流れのヘチとか、小さい巻き返しとか、いわゆる二流のポイントでアタリが多く、ボツボツと数が出ましたが、やはりイクラではダメでした。
 2尾ほど、20㌢級の良型アマゴも釣れましたが、尾ビレは少し擦れて鼻も剥けて、いかにも養魚然としたアマゴで、私の気分としては「これなら、小型の方がええ・・・」と。
 カミの、大きな淵の手前で引き返し、降り口まで下がってくると、二人釣り上がってきました。やはりここは激戦区ですね。
 「どうですか」 「あかん。イクラは全然や。ミミズで、ヘチでしか釣れへん。釣り荒れやな」と。「あんたもワシもその犯人やな」とは心の中で思っただけです。
 小規模河川に釣り人が集中すると、いくら大漁に放流しても厳しいですね。ここまでの釣果は21尾。内臓を出してクーラーに移し、本流へ走ります。
 川合からシモの沖金、沢原と良さそうなポイントが目に付きましたが、いかんせん駐車する場所がないのです。釣り人の姿が見えないのも駐車場所がないせいですか。
 九尾ダムからシモへ下がると、杉林の中に駐車スペースがあり、ここらなら釣りができそうでした。かなり下流の温泉下に歩きやすそうなポイントが見えたので降りてみました。この日は休業日のようで、駐車場が空いていました。
 川が広いから6.1㍍ロッドを持って降りたのですが、そのころから冷たい風が吹いてきました。かなりの強風です。風と格闘(?)するのもイヤですから、すぐ引き返して5.3㍍似に取り替えました。
 面倒でも、これて助かりました。ますます、風が強くなったのです。ここらも追加放流をした区域らしいのですが、その後、あまり釣られていなかったのか、手前のポイントから、次々とアタリが出て入れ食いになりました。
 風が吹くから仕掛けが思うように飛ばず、かなり手前にエサが落ちると、沖の瀬の中から「迎えに来る」感じてビューッと目印が沖へ走るような食い方もありました。
 でも、アマゴの型はやはり15㌢級が中心です。「南蛮漬けにしたらうまいぞ」と思いながら、しっかりと釣り続けました。
 強い風がカミから拭くから、穂先がカミ、目印がシモにあります。これでアタリが出て合わせると、アマゴには上かカミ方向に力が働くからか、よく外れました。半分以上がハリ外れ・・・これではどうにも納得できません。
 普段、私は穂先がシモ、目印がカミ、オモリとエサはもっとカミ・・・つまり、オモリが川底をズルズルと引きずるような釣り方をしているのです。これで合わせると、アマゴにはシモ方向に力が働きますから確実にハリ掛かりするのですが、この力学が反対になったのです。
 アマゴはほとんど、エサをくわえるとカミへ走ると思います。それをシモ方向に合わせると、口先か口の脇に針が掛かるのですが、カミへ合わせる力が働くと、しっかりと掛からずに抜けたり、外れたりすることが多いのですね。
 これでは釣りにならない・・・。やむなく、アタリが出ると、カミにある穂先をシモまで移動させて、それからシモ方向に合わせる動作をしてみました。
 アマゴ釣りは「早合わせ」の習慣が付いていましたが、これでは極端な遅アワセになりました。穂先がカミからシモへ移動する間、ラインはたるんでいるのですから、アマゴに違和感は無いからか、これで確実に掛かりました。
 なんや、これでいけるやんか・・・。これまでの、ぴりぴりした早アワセは何だったのか・・・ちょっと考え方が変わりましたよ。アマゴは、違和感を与えない限り遅アワセでも良い・・・。かえって確実性が増した感じでした。
 風が強いから、重いイクラの方が扱いやすいかな、と思ってイクラも使って見たのですが、時々ウグイが掛かるだけでアマゴからのコンタクトがないのです。川虫の方が、ダントツで反応が早く、着水と同時にビュッと目印が走ることもあったぐらいでした。
 養魚なのになんで川虫好きなん?などと疑問はさておいて、ともかく、アタリがあることは楽しい、と割り切って釣りました。
 ここでは、カミからシモへ穂先を移動させる「穂先返し」が功を奏して順調にアマゴが釣れて、午後3時過ぎまでに40尾ほども追加し、合計釣果は68尾(14~21㌢)になりました。
 エサを離すのが早いヤマメでは、この釣り方はムリかも分かりませんが、「アマゴは遅アワセでよい」と分かったことが、この日の大きな収穫となりました。
 ただ、この日に釣れたアマゴは全部養魚だったのは「なんでやろ?」。天然がいないのか、放流された養魚が多くて天然が追いつけなかったのか・・・ちょっと心配です。
 まあ、年券を買ったことだし、13日からは川迫川へも行けるから、これからぼちぼち確かめてみます。
 
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