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超浅場で小型の入れ掛かり

 8月14日、安曇川広瀬へアユ釣りに行きました。これまで主に、朽木へ行くことが多かったのですが、「広瀬もよく釣れる」とは聞いていたのですが、「チビばかり・・・」とか、「ケタバスが多い」など、よからぬ噂も耳にして、行く機会がなかったのです。
 折から台風襲来の直前です。台風に近い紀伊半島は、古座川、日置川などは台風に備えて予備放水が始まっているし、夕立まがいの集中豪雨もあり得るし、台風から少しでも遠い安曇川なら影響が少ないだろうから・・・と出かけたのです。
 午前6時過ぎ、組合事務所(アユ期間中の営業時間は5時半~11時半)で入川券(日券2000円)とオトリ(1尾500円)を買い、釣り場を教えてもらいます。
 「8月は浅い、足首までの瀬がよく釣れるよ」「ケタバスもそんな場所は少ないし・・・」。そうです。ここは、琵琶湖からアユと一緒にケタバスも上がってきているのです。
 浅くて広い、歩きやすい場所をとお願いしたら上流の両台橋下を教えてくれました。この川は河川敷に車が入れるように、降り口、河川敷などを組合が整備して入りやすくしてあり、各所に「釣り場入り口」の看板が立てられています。遠来の釣り人にはありがたいことですね。
 とりあえず、あちこちへ車で走って釣り場の偵察です。浅くて広い場所を教えてと頼んだのに、どこでも浅くて広いところばっかり。ザラーっと広がる川はとりとめもなくつかみにくい・・・どこがポイントなのかわかりにくいのです。とりあえず、教えてもらった両台橋から川へ降りました。お盆休みのせいか、釣り場らしき場所にはそれぞれに車が止まっていました。川遊びの人も多いのですが、あの人たちも私たちと同じく「川へ遊びに来ている」のですから、仲良くしなければ・・・。
 河川敷をシモまで走って微かな瀬らしきところで竿を出します。ザラーっと、波立ちもない浅場が広がって、釣り場がつかめない川ですね。
これからはこんなザラ瀬で釣れるブログ用

 竿は台風の風を考慮してがま鮎ファインSP MH8.1㍍を出しました。相手は琵琶湖産アユだし、川幅が狭いところだから、8.1㍍で釣りができると思いました。小型アユが多いらしいから、仕掛けはナイロン0.1号を使います。ナイロン細糸の伸びがチビアユに優しいかな、と思ってのことです。ハリはがまかつ刻6号三本イカリ。浅い場所で四本イカリは、かなりラインを張って釣らないと、ハリが下がって底掛かりしたり、オトリの泳ぎのブレーキになったり、ハラ掛かりが多くてトラブルが増えると思います。
 瀬肩の石裏のヨレにオトリを入れて、微かにラインを張って泳がせていると、目印の下でモヤッと大きな波紋が出ました。同時に養殖オトリがビューッと1㍍も走って逃げたのです。
 アカンッ、ケタバスや!。オトリがまだ元気だったから逃げられたのでしょうが、弱いオトリなら食われていたでしょうね。私はオトリ1尾主義だから、ここでオトリを食われたら釣りができなくなります。急いでオトリを曳舟に入れてカミの浅瀬に移動しました。浅い流れの中の、少しでも石が固まっているところで釣っていると、静かな足音が聞こえて、釣り人が私のシモへ入ってきました。
 忍び足で後ろを通り、すぐシモで黙って竿を出す・・・非常にややこしい雰囲気になりました。
 ここではチビアユが4、5尾釣れただけで良い場所とは思えないし、これ以上不愉快な雰囲気で釣る気にもなれないから私の方が逃げ出しました。「はやく、あの、ケタバスにでもやられてしまえ」と憎まれ口を叩きたい気分です。
 釣れた小型のオトリをオトリ缶に入れ、氷代わりに凍らせたペットボトルを入れて温度上昇をおさえて釣り場探しに出かけます。
 このときに、道路から釣り場への降り口に立てられた看板に助けられました。和歌山の川で「フラットな川」には鍛えられているつもりですが、ここはそれを上回る「ザラ川」でした。ザラーっと広がる浅場は小砂利ばかりで波も立たない流れです。
 昔々、九州や関東から日置川へ来られた釣り人が「どこで釣るのですか」ととまどっていましたが、そのままが当てはまる心境です。
 広瀬橋から河川敷に降りて、場所を見ながらシモへ走り、行き止まりまで来ました。ザラーっと広がる浅場は深さが足首まであるかどうか・・・。瀬肩の近くは少し流れに変化が見えて、微かなヨレもあり、拳ほどの石が筋になっているところは石も黒く磨かれています。あれならなんとか釣れるかな・・・と不安ですが・・・。
マサヤマ前の釣り場 ブログ用

 長時間の移動で、小さいオトリは弱って色が変わりかけていました。
 このサイズでもオトリにブログ用

 穂先の下まで泳ぎそうもありません。やむなく、空中輸送で沖の黒く光る拳大の石の筋に放り込みました。それが着水すると同時にギラリ、ビューッと白い光が走ったのです。
 「さすがは湖産アユ」、「地獄に仏」、「救いの神の降臨」、「オレはついている」・・・。もっともっと賛辞を並べたい気分ですよ。
 ともかく、弱いオトリでも着水時の瞬間的な動きに野アユが反応してくれて、16㌢ほどの立派なアユが掛かってくれたのでした。
 これで世界が変わりました。釣り場があまりにも浅いから、元気なオトリでも目的地まで泳がせるとハリが底をひっかいてトラブルの元です。仕掛けを竿いっぱいと短くしてすべて空中輸送で目的地に届けます。こんな浅瀬ですから、基本は泳がせ釣りですが、糸を立ててオトリを泳がせるとハリが底に掛かってトラブルばかり。ベタ竿ですーっと引くことが正解でした。
 オトリが黒い石の横を通ると、ほぼ確実にギラリ、シューッです。逆バリを浅く打っておくと、目印がぶっ飛ぶシーンが続きました。
 私は、逆バリを深く打つ主義ですが、掛かるアユが小型だから、逆バリが切れずにキラキラと下がることが多くて面白くないのです。釣れたときには、やはり目印がビューッとぶっ飛んでほしいから、浅く打って釣り、楽しみましたよ。でも、時々は、オトリがよい場所を通ったのに掛からない・・・引き寄せて確かめてみると、ほとんどは逆バリが外れていたり、ハリが尾に絡んでいたりしていました。空中輸送で着水時にハリが尾に絡んだり、ハリが石にかかったりして外れたのでしょうね。おかしいな、と思った時にはマメに点検すべし・・・そう思いながら釣ると、ずーっと入れ掛かりが続きました。
 ほとんどが14~16㌢の小型アユでしたが、時には掛かったときにバシャッと水しぶきが上がって強い力でひったくられる引きに「おっ、ケタバスか」と思ったりした20㌢級のアユも釣れましたし、10㌢前後の、オトリに使えないチビアユもかなりかかりましたが、小型でも無理してオトリに使うと、最初の動きが違うのか、次に釣れる確率が高かったように感じました。
 上下をほかの釣り人に挟まれて、移動がままならず、手前から沖へ釣ってまた、手前から・・・と同じ場所を三度釣り返して釣ったのですが、ペースは少し落ちても、自分が踏んでいた場所でもまたアユが釣れたのでした。さすがは湖産アユ!でした。
 夕方までの釣果は94尾(10~20.5㌢)。20㌢近いアユが4、5尾釣れたのですが、これをオトリにしてもなにも釣れませんでした。ほとんどのアユが14、15㌢か、それ以下のアユですから、こんな大きいヤツにっかかってゆくアユは居ない、と言うことですか。夕方には水温が29度まで上がって、オトリが弱って動きが悪いし、ハナカンを通すとけいれんして動かないヤツも出たりして困りました。ちなみに、10㌢級のチビアユも私は全部キープしました。天ぷらにします。これがまた、苦くておいしいのです。油の中で内臓が破裂するから、包丁の先で刺してから・・・ですが。
釣果 ブログ用

 この川は9月1日から投網と引っかけけが解禁します。それまでにまた釣りに行くか・・・台風次第ですが、あのサイズでは・・・ちょっと躊躇しますね。
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